次世代の期待の希少糖”アロース”とは

イズモリングの発見により新たな可能性を見いだした希少糖。

今回は、希少糖の中でも最も期待されているD-アロースについて解説します。

D-アロース

香川大学の徳田教授の徳田教授によると、

アロースを元にした研究で将来的に治療薬にもつながる可能性を秘めているとのこと。

D-アロースの効果と特徴

現在、D-プシコースと並んで研究に力を注いでいるD-アロース

グルコース(ブドウ糖)と同じヘキソース(六炭糖)に分類されます。

 

アフリカに自生するプロテア属の葉から取り出すことができます。

プロテア

ヤマモガシ科プロテア属

 アロースには、寿命延長効果、がん細胞増殖抑制効果、活性酵素の抑制効果、血糖値上昇抑制作用

など多くの生理活性作用が確認されています。

寿命延長(アンチエイジング)作用

私たちは歳を取ると、だんだんしわが増え老化していきます。

この老化の原因となる物質がAGE(終末糖化産物)です。

 

AGEは体を構成しているタンパク質に糖が結びついたものです。

高血糖値の状態が続くことで、余分な糖がタンパク質に結びつき固まります。

このかたまりが血管内で動脈硬化となり老化を早めるのです。

 

ここで注目するべきは、老化は糖(カロリー)に原因があるという点です。

つまりカロリー制限には加齢性疾患、老化を遅らせることができるのです。

線虫やマウス、サルなどの実験で既に効果は確立されています。

 

アロースを用いた線虫での実験では約20%程度の寿命延長が確認されました。

抗酸化作用

抗酸化作用とは、活性酸素を抑える作用のことです。

活性酸素は私たちの細胞を攻撃してきます。酸素が細胞に”さび”のように結びつき酸化してしまいます。

細胞が酸化してしまうと、最近やウイルスから身を守ることができなくなってしまいます。
紫外線、ストレス、様々な食品添加物など私たちが生きている中には、

活性酸素を増殖させる要因がたくさんあります。

 

アロースには、さび(活性酸素)を取り除き、生産を抑制する機能があります。

がん細胞増殖抑制効果

抗がん作用の実験では、がん細胞に快適な培養環境で5日間放置する実験が行われました。

この実験によると、グルコース・プシコースはともに培養シャーレ一杯に、

アロースではほとんど増加しませんでした。

 

がん細胞によって抗がん作用がよく効くものとそうでないものが判明しており、

ほかの抗がん剤との併用による相乗効果の発見が期待されています。

 

D-アロースには、D-プシコースが持っていない作用により

様々な病気の進行を遅らせる効果が確認されているため、今後この研究が進めば

新たな良薬が発見されていくことになると思います。

 

今までは、ただの糖分のかたまりであった砂糖が様々な分野で活躍するのも

そう遠くない未来かも知れませんね。

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